糸綴じと花布

  • 2009.02.21 Saturday
  • 01:05
最近、本を買いました。
ちょっと高価な写真集。。。



本の【のど】を見ると、折丁【おりちょう】と呼ばれる
紙が何枚か束になって折ってあるのが見えるかと思います。
その束をひとつひとつ重ねて糸で綴じて本になってるという訳。

折丁になっていても、お安い本だと
背固めはボンドで固めてある場合が多いです。
花布【はなぎれ】は、もちろん付いてなかったり。。。
あ〜、折丁が勿体無い。
でも、今回の写真集は、ちゃ〜んと糸で綴じてありました。
本が糸で綴じてあると嬉しくなっちゃう私です。

何故かと言うと、とても丈夫ですし
何と言っても本が開きやすい!!

今の本は、残念ながら糸綴じは少なくなりました。
印刷技術が発達し、とってもたくさんの本が作れるようになった変わりに
お値段を安くし、製本には手間をかけなくなったんです〜。
まさに大量生産の時代に入ったと言う事です。

印刷も、簡単に言うと
活版印刷時代からコンピューター(DTP)編集で、オフセット印刷などに
様変わりしてとても便利になりました。
文字組みをする活版印刷は、今や日本では絶滅の危機!!
昔、おっちゃんが手を真っ黒にして一文字一文字活字をくんでいく…あれです。
説明できるほど詳しくないのでごめんなさい。


本は花布を編んだり糸綴じにしたりすると…
どうしても手間がかかるぶん高価になってしまうんです。。。

残念ながら、今の時代…花布は飾りとして貼り付けてある本がほとんど。。。
この写真集も、花布は白いのが貼ってあるだけ。
花布の役割は、本来、本を丈夫にする為のものなんですよ^^

この写真集でもうひとつ褒めるとするならば、
背表紙から本の中身(本体)を離してあり、
本体の背にはしっかり地けん紙(じけんし)と呼ばれる紙が貼ってあった事。
(覗き込みました(汗))
これで本体はバラバラになることなく、丈夫で長持ち。
そして、この角背【かくぜ】(平らな背表紙の事)の本の場合
背表紙から本体を離してあるという事がけっこうポイントになっています。
これで格段に開きやすさが良くなります。
糸綴じでも、背表紙と本体が貼り付けてあると、開きが悪くなります。

あ〜、何だかうんちくばっかりになってしまいましたが
兎にも角にも、私は本という形が好きでして…
糸綴じと花布がある本は大好きなのでした。

と、いう事は…今の時代、百科事典や辞書が大好き。。。と言う事になるのでしょうか^^;


もし、大きな百科事典や辞書をお持ちの方は花布(はなぎれ)部分を観察してみてくださいね。

コメント
そういう視点で本を見たことがなかったので、
いい話を聞きました!
そして、自分でこんなにきれいな本を作れるなんて〜!!
子どもに絵本を作ってあげたい…とボンヤリ思っていましたが、
作れるんですね!(NAONAOさんのクオリティとはいかなくとも!)

初めてコメントさせていただきました。
また遊びに来ますね♪
  • ryooo
  • 2010/10/10 3:01 AM
ryoooさんへ
初めまして…コメントありがとうございます(*^_^*)
本の花布の記事に反応してくださって、とっても嬉しいです。

本の構造はそんなに難しくないので、ちょっと教えてもらう機会があったらryoooさんも、きっと作れますよ!!

お話し作るのも楽しいですね!
ママの手作りの絵本を、お子さんは大好きになると思います。
その子の好きな事を知ってるママだからこそ!と思いますよ〜。
  • NAONAO
  • 2010/10/10 6:04 AM
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